バイトの面接や採用を辞退したい時の断り方|連絡方法や辞退拒否の対処法 | ヒバライト

バイトの面接や採用を辞退したい時の断り方|連絡方法や辞退拒否の対処法

バイトの応募先へ辞退の連絡をすることは、誰でも気まずいものです。「うまく伝えることができるだろうか?」「トラブルを回避したい…」など、さまざまな不安もあるでしょう。専門機関の調査によると、43.5%がバイトの応募を辞退した経験があると回答しています。 そこで大切なのは辞退の仕方です。

そこで本記事では、辞退するときの注意点や伝え方を徹底解説。また、会社から辞退を拒否されたときの対処法もご紹介しますので、スムーズに応募を辞退して、会社とのトラブルを回避してくださいね。



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バイトの面接・採用を辞退する時に気を付けること

バイトを辞退するときには、以下の3点に注意しましょう。

・面接辞退の連絡はすぐに行う
・面接辞退の連絡は電話で行う
・面接の無断キャンセルはNG

面接の時間を作ったり採用を決定したということは、会社があなたを必要な人材だと判断したことを意味します。辞退をするときには、それを自覚することが重要です。
また、会社は新人の採用に向けて面接の時間を調整したり、採用した人が働くための準備をしなければなりません。手順を踏んで辞退をすることはビジネスマナーにも通じます。会社の期待に答えられなかったことを意識して、最後まで礼儀正しく辞退しましょう。

面接辞退の連絡はすぐに行う

辞退を決定したらすぐに会社へ連絡しましょう。気まずさを感じたり、辞退の仕方に悩むかもしれません。しかし、連絡を先延ばしにするほど会社にとっては負担が大きくなり、トラブルに発展する可能性も高くなります
面接が決定すると、採用担当者はスケジュールを確保しなければなりませんので、通常業務を一時的にストップし、ほかの商談を入れないよう予定を組みます。また、内定していた場合、会社はあなたを受け入れるため以下のような準備が必要です。

・シフト
・保険や給与支払いの書類
・制服
・名札や名刺
・ロッカー
・デスク
・コンピュータなど専用機材

制服を新しく発注したり、コンピュータを新人用にセットアップすることもあります。準備期間が長いほど、会社の損失は大きくなるでしょう。

面接辞退の連絡は電話で行う

辞退の連絡には電話を使用しましょう。辞退は会社の損失につながる、緊急性が高いものです。
電話連絡は優先度が高く、確実に伝わります。電話以外の会社との連絡方法は以下の4つです。

・来社面談
・メール
・LINE
・郵送

来社面談や電話は、会社にとって優先度の高い連絡方法です。担当者と直接話すことで、あなたの誠意が伝わります。ただし、トラブルを回避するために、来社面談による辞退は避けられる傾向です。またLINEで辞退を伝えると、不誠実に思われる可能性があるので注意しましょう。

電話は昼休憩や業務終了後の時間は避けてください。お客さんが少ない時間帯や、担当者が会社にいる時間を狙いましょう。業務が忙しく電話に出てもらえないときはメールを活用します。

面接の無断キャンセルはNG

バイトの辞退をしないままドタキャンをしてはいけません。バイト先にとって大きな損失となり、賠償金を請求される可能性もあります
面接を予定する時間は、採用担当者は仕事や商談を入れることができません。無断キャンセルは会社の生産性の低下につながります。

また、内定後の無断キャンセルはトラブルの原因です。あなたがいることを前提として会社は仕事の予定を組むため、出社予定日に現場がパニックになるでしょう。仕事のスムーズな進行を妨害したとして、損害賠償の対象となることもあります。

人手が不足している会社は、採用活動を継続しなければなりません。気持ちよく辞退するためにも、会社には早めに連絡しましょう。

バイト面接を辞退するときの断り方

バイトの面接の断り方を、以下の3つの理由から見ていきましょう。

・他のバイトが決まった場合
・ 勉強など他の予定で忙しくなった場合
・ 一身上の都合の場合

バイトは1〜2回の面接 で、即決で採用が決まることもあります。服装も私服を指定されるなど、軽い雰囲気で行われることが多いでしょう。 バイト面接のキャンセルは、会社側は90% 、応募者側は40% が経験があると回答したというデータがあります。

軽い雰囲気での面接でも、気軽に辞退することはマナー違反です。理由があれば辞退をあっさりと受け入れられることも多いため、きちんと連絡しましょう。

他のバイトが決まった場合

他のバイトが決まったことを正直に伝えて断りましょう。買い手市場の現在、複数のバイト先に応募することは一般的です。会社としても納得しやすい理由といえるでしょう。

「他のバイトが決まった」という面接辞退は、全体としてもトップレベルに多い理由です。 応募者の40%が2〜3社に応募している実態 もあり、新規採用はいわば早い者勝ちといえます。働く意欲を示すことのできる理由なので、トラブルに発展することも少ないです。

担当者には電話やメールで「他のバイトが決まったために面接を辞退したい」旨をシンプルに伝えます。採用が決まった会社など、具体的な情報を報告する必要はありません。面接機会を設けてくれたことに感謝する言葉を添えることで、好印象を与えることができます。

勉強など他の予定で忙しくなった場合

勉強などの予定が入ってしまったときも、正直に担当者に連絡しましょう。あなたが学生の場合、本業は勉強です。常識的な会社であれば納得し、追及されることも少ないでしょう。

勉強以外にも家族の病気やサークル活動などで、私生活が急に忙しくなってしまうことがあります。自分のスケジュールを見通し、バイトすることが不可能だと判断したときにはすぐに連絡をしましょう。

注意しなければならないのは、「長期的に忙しいか」「一時的に忙しいか」をはっきり伝えることです。一時的に忙しいという伝わり方をしてしまった場合、面接日程の再調整を提案されることがあります。
応募時の状況と、急に忙しくなった原因を整理することで、明確な理由を付けて面接を断ることができるでしょう。

一身上の都合の場合

バイト面接を辞退する理由は「一身上の都合により」で納得する会社が多いでしょう。明確に理由を伝えないため、マナーを強く意識することが大切です。

家族や自分の体調に関することなど、会社に伝えづらい理由で辞退しなければならないことがあります。面接の段階では、あなたと会社にはほとんど接点はありません。そのためプライベートの事情を報告する必要はなく、会社も追及することはないでしょう。

「気分が乗らなかった」など、あいまいな理由でキャンセルするときも「一身上の都合」ということができます。ただし、理由が不透明なので、当日キャンセルなどの場合は担当者が納得しないこともあるでしょう。連絡するタイミングや言葉づかいなど、マナーを守ることが大切です。

バイトの採用後に辞退する場合

採用後のバイト辞退は、担当者とも面識があるため気まずいことが多いでしょう。就業間近の辞退は会社にとって迷惑になります。以下の3つの場面から、上手に断りの連絡を入れましょう。

・他のバイトが決まった場合
・条件が合わない場合
・一身上の都合の場合

採用決定後、会社は新人を受け入れるために準備をしなければなりません。そのため面接前に比べて、採用後の辞退はトラブルになる可能性があります。
ただし、バイトの内定辞退率は24%にも上ります 。辞退を想定している会社も多いため、適切に連絡をすることで穏便に辞退することができるでしょう。

他のバイトが決まった場合

志望度の高いバイトに採用が決まったら、すぐに辞退の連絡をします。正直に「他社でバイトが決まったため」と伝えましょう。言い出しにくい場合は「一身上の都合により」と理由を濁すことも可能です。

会社によっては採用後に雇用契約書を書くことがあります。期間の定めのないバイトはいつでも解約できるため、他の会社に行くことによる契約の破棄は合法です。 雇用契約とは雇用主と労働者、双方を守るものといえます。

志望度の低い会社の場合は、面接の際にバイトを複数社受けていることを伝えましょう。採用を決定した会社は、あなたに好印象を持っています。希望した会社に採用されたことを、親身になって喜んでもらえたという話もありました。

条件が合わない場合

条件の合わない部分を指摘し、辞退の意思を伝えましょう。働く条件が合わなくなった原因として、以下の2つが考えられます。

・会社が提示した条件が当初と食い違った場合
・最初から条件が合っていなかったが、面接で伝えられなかった場合

応募したときの求人情報と、採用されてから伝えられた仕事内容が違うケースがあります。この場合は最初の条件と違うことを伝え、はっきりと断りましょう。労働基準法に違反する可能性もあります。

また、条件が合わないことに気づきながらも、面接で指摘できずに採用されてしまうこともあるでしょう。この場合は条件が違ってしまった事情を話し、辞退を伝えましょう。条件が合わないまま就業しても、思うように仕事ができずに会社に迷惑をかけてしまいます。

一身上の都合の場合

バイト採用後の辞退も「一身上の都合」と伝えて大丈夫です。ただし、面接前の辞退に比べて、具体的な理由を問われる可能性が高いでしょう。特に就業間際での辞退は会社を納得させることが難しいため、早めに申し出ることが大切です。

「一身上の都合」とは、「個人的なあらゆる理由のこと」を意味します。勉強や家庭事情などのやむを得ない理由から、「なんとなく気乗りしなかった」まで全てが含まれる便利な言葉です。

民法上、労働者はいつでも退職の申し入れができることになっています。 面接時に会社に行ったものの、仕事内容や社風を実際に見て「合わない」と感じることもあるでしょう。そのような説明しにくい理由も「一身上の都合」で押し通すことが可能です。

辞退を拒否された場合は?

きっぱりと辞退の意思を伝え、制服などの支給品があった場合は返送しましょう。法律上、会社は辞退による損害賠償を請求することはできません。また、退職の意思を示してから2週間が経てば雇用契約は解除されます。

就業間際に辞退の連絡をすると、「損害賠償をする」と会社から言われる可能性があるでしょう。
具体的には以下の2つの費用が請求されると考えられます。

制服などの支給品にかかった費用
研修など教育費

上記の費用が実際に請求されるケースはほぼありません。
民法では労働者の退職について規定があり、労働基準法でも「労働者の意思に反して強制してはならない」とされています。 損害賠償を請求できるのは「著しく信義則上の義務に違反する場合に限り」という判例もあり、 常識的な対処をすることが大切です。

バイト面接の辞退や採用の断わりは、迅速に

バイトの面接や採用辞退は、誰でも気が重い行為です。あなたに期待してくれた会社に申し訳ないという思いもあるでしょう。だからこそ、辞退を決めた時点で会社に連絡しなければなりません。無断キャンセルや就業間際での採用辞退は、会社への迷惑になります。

連絡は確実に伝わるよう、電話で行いましょう。あなたの辞退によって、会社は別の人材を探さなければなりません。「一身上の都合により」で問題ありませんが、正当な理由があれば会社も納得しすいでしょう。

内定辞退を拒否されても、実際に損害賠償を請求されることはほぼありません。大切なのは、常識的な手順で辞退することです。早めに連絡し、辞退の意思をきちんと伝え、支給品があれば返送しましょう。



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