バイト履歴書の「本人希望記入欄」の書き方|これだけ抑えればOKな例文とNG例 | ヒバライト

バイト履歴書の「本人希望記入欄」の書き方|これだけ抑えればOKな例文とNG例

履歴書の最後には「本人希望記入欄」が設けられています。「志望動機」や「学歴」よりも漠然としているため、何をどのように書けばいいのか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、バイト履歴書の本人希望記入欄の書き方について解説します。これだけを押さえておけば大丈夫という例文と、NGな書き方を紹介するので、本人希望記入欄の書き方が分からない、書き方に戸惑っている方は参考にしてください。


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「本人希望記入欄」で採用担当が見ているポイントは?

採用担当者は、本人希望記入欄で「選考にあたり考慮すべきことはあるか」を見ています。 企業側は選考にあたり、応募者の能力や経験だけでなく、応募者が希望する条件などに自社が合っているかの情報も確認するのです。

応募者がどれだけ優秀で採用したいと思っても、応募者が望む働き方を叶えられないのであれば、長く働いてもらえません。 採用担当者は、採用後のミスマッチを防ぎ、長く働いてもらうために本人希望記入欄をチェックするのです。

そのため応募者には「アルバイトをするにあたり、どのような希望があるのか」をしっかり分かるように書くことが求められます。

「本人希望記入欄」に書くべき内容とは? これだけ抑えておこう

本人希望記入欄に書くべき内容は、以下の通りです。

・シフトの希望
・職種の希望
・勤務地の希望
・通勤手段

特に希望がなければ無理に書く必要はありませんが、「なし」・「特になし」よりも「貴社の規定に従います」など丁寧な一文を入れておけばOKです
希望がないからといって空欄にはしないようにしましょう。空白だと、埋まっている項目との差が大きく目立ってしまいます。

本人希望記入欄は自分の希望を書くからこそ、たとえ同じ内容であっても書き方によっては応募先に印象良く伝わったり、逆に悪く伝わってしまったりします。

ここでは相手の印象を損ねない基本的な書き方もお伝えしますので、ぜひご覧ください。

シフトの希望

シフト制のアルバイトの場合は、希望勤務日数・曜日・時間帯を書きましょう。 基本的な書き方の例文としては、以下の通りです。

・書き方の例文①
希望勤務日数:週3~4日希望
勤務可能曜日:月・水・金・土
勤務時間帯:17時~22時

・書き方の例文②
希望勤務時間:講義が16時まであるため、平日は18時以降の勤務を希望いたします。
       土日祝日はフルタイムの勤務が可能です。
希望勤務日数:週2~3日の勤務を希望いたします。

ポイントとしては「誰が読んでも分かりやすく書くこと」です。簡潔に書きたい場合は例①、丁寧に書きたい場合は例②のように書けば問題ありません。

希望だけでなく出勤できる曜日や時間も書いておいたほうが、勤務先もシフトを組みやすくなります。

注意すべきとしては、「クリスマスはデートのため出勤不可」「●●さんと友達なので同じシフトに入りたい」「サークルがない日のみ出勤可」など自分勝手な要望を書くことです。

シフトはスタッフ全員の都合を考えた上で組まれるもののため、自分勝手なわがままな希望を出してはいけません。クリスマスなど特定の日にシフトに入れない場合は、直接伝えましょう。

また、「サークルがない日のみ出勤可」という書き方は、いつ入れないのか明確ではありません。印象も悪くなってしまうため、絶対に書いてはいけません。

どうしても出勤できない日がある場合は「火・木は大学の授業があるため出勤不可」など、理由も併せて書きましょう
高校性や専門学生、大学生の場合は、試験前や夏休み期間中などの理由でシフトに入れないこともあります。わかっている範囲で記入しておきましょう。

また、フリーターで掛け持ちしている方や主婦の方も事情がある場合、扶養内で働きたい場合なども記載しておくと面接時に話をしやすくなります。

・書き方の例文
「夏期休暇中は水・木・金に夏期講習があるため夕方から勤務可」
「6月中旬から7月初旬はテストがあるため出勤が難しいです」
「ダブルワークの為月、水、土の勤務が可能です」
「幼稚園の送迎の為、9時~15時までの勤務を希望いたします」
「扶養範囲内での勤務を希望いたします。年末年始は出勤が難しいです」

どうしても働けない期間などやむを得ない事情があることをしっかり伝えることでポジティブな印象を与えられますし、否定的なことでも受け入れてもらいやすくなります。

職種の希望

飲食店やスーパーなどは、職種を複数募集することが多くあります。 複数の職種を募集している場合は、本人希望記入欄にどの職種を希望するか書きましょう

・書き方の例文
「希望職種:品出し」
「職種:キッチンスタッフ」
「食品レジを希望いたします」

自分が希望する職種を伝えたほうが店舗側もスムーズに選考できるため、分かりやすく書いておいてください。ただ、複数職種を募集しているときは、どうしてもその職種でないと働けない場合のみ記載しましょう。

希望した職種しか働けない人よりも、どの職種でも働ける人のほうが採用されやすくなる可能性もあります。 募集しているどの職種でもOKである場合は記載しないでおきましょう。

また、希望職種を書くときは、求人情報に載っている文言を正しく使うようにしましょう。 例えば求人情報には「キッチンスタッフ」とあるのに「キッチン」のみだけにするなど、勝手に言い換えてはいけません。

希望職種が特にない場合は「貴社の規定に従います」と記入します。

勤務地の希望

求人情報に勤務地が複数ある場合は、自分が希望する勤務地を書きましょう

・書き方の例文
「●●店を希望いたします」
「勤務希望地:●●店」

勤務希望地は、家の事情や家からの距離の問題などでやむを得ない場合を除いては、できるだけ広い範囲で記入するのがベストです。
例えば同じ市内に複数店舗がある場合、もしどこでも勤務が可能であれば「●●市内」といった書き方をしたほうが、採用される確率が上がります。

特に希望がない場合は「勤務希望地:配属に従います」など、一行添えておきましょう。

通勤手段

「家が駅から遠い」「深夜勤務をするから」などの理由から、バイクや自転車で通勤したい場合もあると思います。 通勤に関する禁止事項が求人情報にないか確認した上で、確認もかねて希望を書きましょう

・書き方の例文
「可能であればバイク通勤希望」
「自転車通勤希望」

駐車場・駐輪場があれば、通勤を許可してもらえることもあります。

「本人希望記入欄」に書かない方がいい内容とは?

本人希望記入欄に書くことで、マイナスな印象を持たれてしまうかもしれない内容もあります。

例えば仕事内容などに関する「質問」を書くこと。 仕事内容で聞きたいことがある場合は、本人希望記入欄ではなく面接で直接採用担当者に聞くのがマナーです。

他には以下のような内容も書かないほうが良いです。
・給与や待遇に関する内容
・志望動機や自己PR

理由も説明しますので、しっかり確認しておきましょう。

給与や待遇に関する内容

給与や待遇に関する内容はNGです。相手に不快感と厚かましい印象を与えかねないため、お金に関わる事は控えたほうがいいでしょう。

・NGな例文
「時給は1100円以上を希望いたします」
「入社して1か月後に昇給希望」
「交通費は全額支給を希望」

飲食店やスーパーに限らず、一般的な企業には賃金・昇給・手当などに関する規定がすでに存在します。 働き始めてから頑張りが評価されて昇給することはあっても、スタートの時給を調節することは不可能な場合が多いです。

ましてや、働く前から応募者が決めた額がまかり通るはずはありません。

また、交通費についても時給と同様で調整できないことが多く、規定として決まっているため交渉の余地はないでしょう。

志望動機や自己PR

本人希望記入欄に志望動機や自己PRを書くこともNGです。本人希望記入欄は、志望動機記入欄よりも比較的大きくスペースが取られています。

志望動機や自己PRで書ききれなかった分を本人希望記入欄に書こうとする方もいるかもしれません。

しかし、本人希望記入欄はあくまでも「本人の希望を書く欄」で、希望するシフト・勤務地・職種などを記入する場所です。自分のことをアピールする場所ではありません

応募先は「履歴書を正しく書いているか」という点も見ています。
本人希望記入欄だけでなく、志望動機や自己PRもしっかりルールに沿って書くようにしましょう。

バイト履歴書は、抑えるべきポイントを押さえるだけ

本人希望記入欄は、相手に不快感を与えないように、そして良い印象を持ってもらえるように正しく希望を書きましょう。 間違っても、自分勝手な要望や嘘を書いてはいけません。

もし長期間働きたいと考えているのであれば、本人希望記入欄に「長期勤務希望」と一言書いておくのも良いです。 採用する側としては、長い間働いてくれる人はとてもありがたい存在ですので、担当者に与える印象もよくなります

失礼にあたらないよう自分の希望を書くことは難しいかもしれませんが、今回ご紹介したポイントをおさえれば、正しく要望を伝えられるはずです。 正しく分かりやすく記載できれば相手に伝わりやすいですし、良い印象を持たれます。

また、きちんと記入しておけばミスマッチも防げます
採用されて実際に働き始めてからも、勤務先とのトラブルを避けることが可能です。

採用後に楽しくバイトするためにあるのが本人希望記入欄です。 正しい書き方を理解し、自分の希望に合ったバイトをしましょう。

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