バイトに応募メールを送る際のマナーとは？好印象を与えるポイントと例文

バイトに応募する際、メールでの連絡を求められることもあります。企業の公式サイトの問い合わせフォームを使うこともありますが、これも広い意味で「メール応募」になります。

バイトの応募は第一印象がとても重要ですが、メールの文章で自分のことを伝えることは意外に難しいものです。そこで本記事では、応募メールを送るときのマナーと、メールを読んだ採用担当者に好印象を持ってもらうポイントを解説します。記事の後半では、バイト応募のメール・テンプレートも紹介しますので、参考にしてみてください。

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目次: ▼応募メールを送るときのマナー; ▼バイト先への好印象間違いなし！応募メールのテンプレ例文; ▼バイトのメール応募は、第一印象を大切に！

応募メールを送るときのマナー

バイトの応募メールは、自分の第一印象をつくる重要なPR文章になります。バイトの応募時は第一印象重要なので、メールが上手に書けるとその後の採用選考がスムーズに進みやすいです。

ここでは、よい印象を与えられるようにバイトの応募メールのマナーを解説します。

応募メールの件名は用件を簡潔に記載

メールの始まりは「件名」欄です。ここにはメールの件名には、用件を簡潔に書きましょう。ポイントは、必要な情報を必ず記入し、余計な情報を入れないことです。

まずは、悪い件名の例文を紹介します。

●こんにちは。御社の採用に応募させていただきたい、A村B夫と申します

この文章は「こんにちは。」と「御社の」と「と申します」が無駄です。メールにあいさつは必要ですが、それは本文に回して、件名には入れる必要はありません。会社のバイト募集に応募しているので「御社の」は不要です。件名で自分の名前を名乗ってもよいのですが「と申します」は削りましょう。（　）を使って「（A村B夫）」と書けば十分です。

また、上記の件名には「アルバイト」が入っていません。採用担当者は社員募集も担当しているかもしれないので、件名に「アルバイト」と入れましょう。

件名の見本は以下のとおりです。

●アルバイトへの応募（20歳、大学生、A村B夫）

氏名に加えて年齢と身分（大学生）も入れると、採用担当者に「何者か」が伝わります。

正しい敬語表現でメール文を記載する

バイトの応募メールの本文では正しい敬語を使ってください。敬語には、相手を立てる尊敬語と、自分がへりくだる謙譲語と、適切な言い回しの丁寧語があります。応募メールでもこの3つを使いわけましょう。

例えば「言う」の尊敬語は「おっしゃる」、謙譲語は「申し上げる」、丁寧語は「言います」です。

応募メールの最後は、氏名と連絡先を記載

応募メールの本文の最後は署名と連絡先を記します。文章の冒頭で「A村B夫と申します」と自己紹介していても、文末にあらためて「A村B夫」と書いてください。そして、住所、電話番号、メールアドレスも記載します。

メール作成が終わったら、誤字脱字の確認

応募メールを書いたら、誤字脱字がないか確認してください。誤字脱字は「仕事ができなそう」という印象を与えてしまいます。誤字脱字を確認する方法でおすすめなのは、1）誰かに読んでもらうことと、2）音読です。

第三者には「この文章に誤字脱字はないはずだ」という先入観がないので、驚くほど簡単に誤字脱字を見つけてくれます。チェックしてもらうのは、家族でも友人でもかまいません。

そして、すぐにチェックしてくれる人を見つけられないときは、書いた応募メールを声に出して読み返してみてください。すると文章の流れをチェックできるとともに、誤字脱字も見つかりやすくなります。

休日や深夜のメール送信は避ける

バイトの応募メールを送信する時刻は、平日の9時～15時くらいがおすすめです。この時刻がよい理由と、その他の日時がよくない理由を紹介します。

平日の9時～15時は、採用担当者の仕事の集中力が高まっているからよい

採用担当者が「さあ仕事を始めようか」と思っていたり、「よし気持ちがのってきたぞ」と感じていたりするときにメールが届くと、しっかり読んでもらえる確率が高くなります。

平日でも16時以降は、帰宅モードまたは翌日モードになっている

採用担当者に限らず多くのビジネスパーソンは、16時ごろから帰宅モードに入ったり翌日モードに入ったりします。「そろそろ今日の仕事をまとめようかな」と思っていたり、「よし、明日の準備を始めよう」と思っているときにメールが届くと、「明日読もうかな」と思われてしまうかもしれません。

休日や深夜に到着したメールは非常識と思われてしまう

求職者によっては、バイトの応募メールの文面を休日や深夜に書くことがあるでしょう。書くことはかまわないのですが、送信は待ってください。

採用担当者は、休日や深夜に届いたメールをみたとき「なぜこの日時なのだろうか」と思います。その疑問がよい印象をつくることはまれで、むしろ「非常識な人だ」と思われてしまうでしょう。

バイト先への好印象間違いなし！応募メールのテンプレ例文

好印象を与えることが期待できるバイト応募のメール・テンプレートを紹介します。こちらは履歴書を添付している前提のテンプレ例文です。

件名：アルバイト募集に応募いたします（20歳、大学生、A村B夫）
※本文※
X株式会社人事部
採用ご担当者様★1★

御社のアルバイトの求人情報を拝見し、応募いたしたくご連絡いたしました。★2★
Y大学Z学部C年のA村B夫と申します。年齢は20歳です。★3★

履歴書を添付いたしましたが、ここでも志望動機などを述べさせていただきます。
私は～の経験があり、今回の求人の業務に通じるものとあると思いました。
人見知りしない性格で、接客は好きな仕事の1つです。★4★
求人情報誌にアルバイトの方々の声が掲載されていて、みなさんが「働きやすい職場」と言っているのを読んで、一緒に働かせていただきたいと思いました。★5★
求人票に「すぐに働ける人」とありましたが、私は今、アルバイトをしていないので、ご指定の日から働くことができます。★6★

採用面接の機会をいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。★7★

A村B夫
Y大学Z学部C年
現住所：（詳細に記載）
電話番号：（携帯がおすすめ）
メールアドレス：（記載）★8★

メールのテンプレートのポイント

★1★まず会社名、部署名を書きます。ここでは「採用ご担当者様」としましたが、求人票に担当者の氏名が書いてあればそれを書いてください。
★2★何をみてメールをしたのかを書きます。
★3★学校名や年齢は、採用担当者が知りたい情報です。
★4★仕事のスキルがあることをPRします。
★5★「なぜ働きたいと思ったか」を書きます。
★6★求人票に書いてある条件や尚可に自分がマッチしていれば、それをPRします。
★7★締めの文章はこれくらいあっさりしていて問題ありません。
★8★氏名や学校名や連絡先は、最後にまとめて書いてください。本文で氏名を出していても、ここであらためて書くことで採用担当者が確認しやすくなります。

応募したのにメールの返信が来ない場合は？

バイトの応募メールを送ったものの、その後返信がないときは催促して大丈夫です。催促はメールでもかまいませんが、もし求人票に電話番号が載っていたら、電話で確認してみましょう。

ただし、忙しい時期ですぐに返信ができない可能性もあります。応募してから最低でも3日程度待ってから、連絡してみてください。

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バイトに応募したのに連絡が来ない…… いつ来る？電話はしてもいい？

バイトのメール応募は、第一印象を大切に！

バイトの応募メールが重要なのは、多くのビジネスパーソンが「文章にその人の人柄が出る」と感じているからです。企業の採用担当者も、続々届く応募メールから求職者の人柄を探ろうとしています。応募メールを読みながら「こういう文章を書く人は、きっとこういう感じの人なのだろう」と想像しています。

応募メールはよくも悪くも、あなたの第一印象です。しっかりした文章を書けば「しっかりしてそうな人だ」と採用担当者に思ってもらえ、敬語が崩れていて誤字脱字だらけだと「採用したくない」と思われてしまいます。ご紹介したテンプレートを参考に応募メールを作成してみてください。

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